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zoom RSS Scott Walker's Songs in the Barbican(1)

<<   作成日時 : 2008/11/22 03:50   >>

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11月13日〜15日の3夜にわたってBarbican Theatreで開催された "Drifting and Tilting The Songs of Scott Walker" スコット・ウォーカー総合プロデュース公演に行ってきました。
まだ時差ぼけで体調が整わない私に代わって jiejoさんが公演初日の様子を取り急ぎまとめてくださったので ここにご紹介いたします。 (詳細その他は追ってご報告します)

             ◆〜〜〜〜〜◇◇◇〜〜〜〜〜◆

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とにかくステージは素晴らしかったです。
これは単なる音楽コンサートではない、アートステージだなぁって感じましたよ。
Scottの音世界を3次元的に表現したもので、音楽に加えてライティング、スクリーニング、ダンスetc...の統合された芸術世界でした。

会場に一歩足を踏み入れた途端、その雰囲気に圧倒された私。
舞台の緞帳(?)は、黒いつやのあるプラスチックパネルの組み合わせで、そこに裏側から文字の投影され、それがまたDrifting&Tiltingしてるんです。
場内が暗くなりオープニングの「Cossaks are」のイントロが流れると、もう感激!

始めは、Scottではない声で聴くのは違和感を感じないかな?って思っていましたが、むしろ、Scottの楽曲の素晴らしさを再認識することができましたヨ〜!

Cossaks are
Jarvis Cockerは彼らしく、歌うというより語る感じで。

Jesse
Gavin Fridayのしわがれた声はScottとは全く違う印象でしたが演技力もたっぷり渾身の歌でした。
シルエット効果を駆使したスクリーンで、stillborn twin brotherを表現。

Clara
舞台左袖でスポットライトを浴びてイントロの太鼓を叩くのは、お馴染みポークパンチのパーカッショニスト。
左に床に横たわったままのバリトンヴォーカル、それをカメラで撮る記者風男、右手には豚を叩くボクサー、中央にシルクサテンピンクワンピースのダンサー。彼女は激しく悶えるように迫真のダンス。
女性ヴォーカルはDot Allison、舞台奥で真っ赤なワンピースと帽子。

Patriot
奇妙な格好の男性ダンサーが、黒子の操る新聞紙に翻弄されてコミカルな演技を繰り広げます。
印象的な太鼓とフルートのくだりは、同じく黒子姿の二人組が、舞台上を行き来します。
♪Good news...Bad news...の美しいストリングスの響きが感動的!

Buzzers
イントロ、舞台左袖でまたパーカッショニストがカウベル状のものを叩きます。
シルバー金属の樹の下に一人立つDot Allisonは清楚なブルーのワンピース。美しい姿に透明感のある歌声。

Jolson and Jones
大きな枠組みのスクリーンの前で、引き裂かれたような衣装のNigel Richardは、悶えるように力強く歌います。

Cue
イントロ、舞台左袖にはフリューゲル・ホルン奏者。
中央にMichael Henryがスックと立ち、迫力あるバリトンで歌います。
♪Bang Bang....の時は後ろに2つの大きな箱が現れ、ふたりのパーカッショニストがブロックを叩きつけます。

Farmer in the city
真ん中の演壇に立つ赤TシャツのDamon Albarn。
手前両端にはピンストライプスーツに奇妙な自然素材マスク姿のヴォーカリスト、最奥には高層ビルのシルエット、
Damonの丁寧で感情を押し殺したような歌には感動します。

最後に出演者や指揮者が勢揃いし、会場は大きな喝采に包まれました。

観客が後ろを振り返ると、場内最後列のミキサー台にいるScottが、にこやかに声援に応えていましたよ。 台のすぐ前の席の人達は、Scottと握手を交わしていました!とても穏やかな状況でした。 (最終日の15日とは大違い)

以上jiejoさんのポイントを的確にとらえた見事な解説でした。 jiejoさん、ありがとう!

            ◆〜〜〜〜〜◇◇◇〜〜〜〜〜◆

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なお今回の公演パンフレットには 各曲のイメージを描いたScottのラフなイラストが掲載されています。
初めて見るスコットの絵・・・ヘタウマっぽいかんじですが 私にとってはこれも嬉しい収穫でした。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
興奮と疲労の中、熱々の報告をして下さったお二人に感謝!本当にありがとう!!Scott以外の声では嫌だと頑なだった私は目が覚める思い。観客以上に、思う存分表現出来たScottは幸せだと思うとあの日の劇場全てを祝福です。YouTubuにflashbackcarusoさんが13日のBarbicanアップ。Cossacks are,farmer
in the city,clara の3作品です。コメントと合わせて彼の目指したものを垣間見れます。
hyonn
2008/11/22 12:13
jiejoさん、細やかな観察眼でのコンレポをどうもありがとうございました! 当日のコンサートの様子がYOUTUBEの映像とともに私にも伝わってくるようです。catwalkerさんのご感想もお待ちしていますし、他にも行かれた方のご投稿を楽しみにしております。裏話などもお知らせ下さいね。
lalamoon
2008/11/22 16:42
皆さんお帰りなさい。お疲れの中、臨場感あふれるレポートありがとうございます。コンレポ首を長〜くして待っていましたよ。
YOUTUBEを見ながら、あんなだろうか、こんなだろうかと、想像していました。私は40年近い空白を埋めるべく、届いたCD を最初から何処にいても聴き続けています。持っているLP(お宝)は、もうもったいなくて針を落とせない。
Joanna
2008/11/22 21:34
報告ありがとうございます。
コンサートの様子をYOUTUBEで垣間見て居ましたので
毎日楽しみに待っていました。
jiejoさんの解説は、行けなかった私にも一曲一曲
目に浮ぶ様です。
YOUTUBEで観たJarvisCockerlhは、良かったです。
15日は何が会ったんでしょう?
psst
2008/11/22 22:00
Barbican リポートの続報をまとめるつもりでいたところ 帰国後まもなく田舎の伯父様が急逝し葬式に出向いておりました。 体調のほうもやっと元に戻ってきたので もう少しお待ち願います。
youtubeでの映像は参考にはなりますが 実際のLIVEは 歌・演奏・イメージ共もっと迫力があって美しかった!ですよ。 
catwalker
2008/11/28 01:18
Scott Walker's Songs in the Barbican(1) スコット・ウォーカー Scott 音楽のみなもと/BIGLOBEウェブリブログ
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