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zoom RSS London Walker (Big Ben & Pipe Organ)

<<   作成日時 : 2009/02/15 15:00   >>

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長年東京にいながら日本の「国会議事堂」には行ったこともないのですが
昔年の憧れの地であった ロンドンを訪ねたら行ってみたい観光名所の一つは
「国会議事堂」でした。

それも有名だからというのじゃなく あくまでこの写真が記憶にあったからなんですが。。。(^^ゞ
イギリスの「国会議事堂」の時計台 "Big Ben"を背景にしたウォ−カー・ブラザーズ・・・アメリカからやってきた彼らとイギリスの名所をシンボリックに組み合わせた企画だったんでしょうね。 

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地下鉄"Westminster"駅を出るとすぐ目の前にカラシ色のゴシック式の建物。 「国会議事堂」というより古い壮麗な寺院という印象を受けますが 1859年に設置された時計台のビッグ・ベンは 威圧的な感じがなくスッキリしたデザインが
むしろモダンで親しみを覚えました。 

ウォーカーズが撮った地点から"Big Ben"方向を眺めると 当時はなかったテムズ川対岸のロンドンの新名所 "London Eye" の大観覧車が見えます。
誕生から150年 "Big Ben" が刻んできた時の流れが 新旧の写真を対照してみるとよく分かりますね。

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国会議事堂の隣には 英国王室御用達 古色蒼然とした"Westminster Abbey"(ウエストミンスター寺院)が鎮座。 記念写真を撮る観光客が引きも切らず。 その観光客の背後に見える大きな円屋根の建物が 「London ☆ Scott ☆ Walkerツァー現代編」の要所 "Methodist Central Hall"(メソジスト・セントラル・ホール)です。 

何の巡り合わせか偶然にも "Big Ben"をバックにしたスコットの視線がちょうど
この「ホール」の方角を向いているんですよねぇ。(^_-)-☆

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Scott Walkerの1995年作品 "Tilt" には このホールのパイプ・オルガンで演奏された曲として 2曲目の"The Cockfighter" 3曲目の"Bouncer See Bouncer" 4曲目の"Manhattan" の連続した3曲がクレジットされています。

前2曲のパイプ・オルガンは 音の森に潜むかのような密やかな音。 一転して "Manhattan" ではパイプ・オルガン全開という使い方がされていました。 

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私は当初気付かなかったのですが 上記アルバム・クレジットに重ねて写っているのが このホールのパイプ・オルガンを弾くスコットらしき人物の後姿
ならば行ってみなくっちゃ!というわけです。 
(レコードの演奏は 映画「Scott Walker 30 Century Man」にも出演している優しそうな紳士Brian Gascoigne氏)
 
日曜午後の「メソジスト・セントラル・ホール」は 礼拝の人々が帰った後なので
とても静かな雰囲気。 華やかな大階段を上っていくと・・・

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ホール正面に据えられたモス・グリーンのパイプ・オルガンが真っ先に目に入ってきます。 円みのあるホールは 宗教色はほとんどなく厳かで和やかな音楽堂といった印象。
 
ホール中央にしばし佇み パイプ・オルガンの音を想像しながら この場に来られたことを感謝しました。

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jiejoさんによりますと 親切な係員の案内でパイプ・オルガンの演奏席まで見学できたそうです。 念ずれば通ずる。 思い切って言ってはみるものですね〜!(^^)! (jiejoさん 何かこぼれ話などありましたか?)

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      (メソジスト・セントラル・ホールの写真はjiejoさんのご提供)

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      (ホールの音楽監督ジェラルド・ブルックスさん 同ホールのHPより)                  
                             
2回目のLondon Walkerは 1965年にロサンジェルスからやってきてイギリスでトップを飾った人気グループ"The Walker Brothers"の写真の背景となった "Big Ben" と 1995年に発表した前人未踏の音楽世界 "Tilt" の音源元となった "Methodist Central Hall" という好対照な組み合わせ。

両者の場所は目と鼻の先にあるのですが WB時代とScottの現代作 "Tilt" の間には30年の歳月が流れています。
同じ場所に立ってみて思ったのは  音楽家として不遇の中にあっても 焦せらず諦めず 自身の音楽を見事に実現したスコットの志。
うたかたの世にあっても泰然として変わらない人間の志の貴さを 肌で感じた
一日でした。

そういえば "Big Ben" の大時計も 背後からずっとスコットを見続けていたんですね。 ありがとう〜。        

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
catwalkerさん、記事にまとめてくださってありがとうございます。オルガンに興味があるとお話すると、お年を召した牧師さんが丁寧に案内してくださいました。初めて間近で見るパイプオルガンの演奏席、座らせていただくと、多くのペダルに何段もの鍵盤やボ夕ン等いろいろあってとっても興味深かったです。
本物の音を求め、妥協を知らないScottもここへ来たんだなぁ〜と感動しましたよ。今年もおおいに活躍してほしいなぁ、期待しています。
jiejo
2009/02/16 18:40
jiejoさん 貴重な体験談をどうもありがとう!
私も座ってみたかったけど jiejoさんが撮影されたオルガンの写真を見てすっかりその気になってますよ〜。
London Walkerシリーズ 関連する話題がありましたら
今後ともどうぞご披露願います。
catwalker
2009/03/04 21:58
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