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<<   作成日時 : 2010/02/28 14:18   >>

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日本語訳DVD 「スコット・ウォーカー 30世紀の男」が発売になって 長い眠りから目覚めた往年のファンが続々復活。  

過ぎし歳月を取り戻すかのような賑々しさで かつてのスコット・ガールズから当blogに沢山のコメントが寄せられ活発な情報が交わされています。 ボヤボヤしてると私なんか取り残されそうな勢いですが 皆さんのお役にたてば嬉しいな〜。
質疑があった「本家」スコット・ガールズ 特にスコットの音楽に影響を与えた二人の女性のトピックをお礼代わりに少しばかり補足しますね。 

映画の中でスコットがやや照れ気味に語るロンドンPBクラブのドイツ人バニー嬢との運命の一夜。
彼女はロンドン初のバニーガールとして 当時撮影された写真が映画でも紹介されています。

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            (この写真はPhilip Townsend 撮影)

ペルノ・ワインの空瓶が転がる彼女の部屋で 歌手として音楽家としてスコット・ウォーカーに新しい道を拓かせるキッカケとなる「ジャック・ブレル」の歌詞を教えた "Helga Schramm" こそ音楽のみなもとの生き証人。 

 『It was one of the happiest days of my life when a girlfriend gave me the first English translation I'd seen of Brel's lyrics.』   (Scott談〜「A Deep Shade of Blue」より)

そして不思議なつながりは ヘルガの写真を撮影したPhilip Townsend氏が 初期ローリング・ストーンズの若々しい姿を沢山撮影し ストーンズのマネージャー兼プロデューサーだった「アンドリュー・オールダム」(Andrew Oldham)も撮影していたんですよね〜。 (Philip TownsendのHPはこちら) 

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            (Andrew Oldham : Philip Townsend 撮影)

ブレルの歌詞をヘルガが英語に訳してくれた1週間後に オールダムに会ったと映画の中で語るスコット・・・
 『ブラックロシアンなんかのカクテルを飲んでる時に「凄い歌を聴いたよ」ってジャック・ブレルの話をしたら 彼が「そいつは面白いね。 ちょうど英訳の歌詞ができてピアノ伴奏で歌っているデモテープが届いたとこさ」・・・このことが私をすっかり変えてしまったんです。』 (対訳:QPさん) 

以前にも当blogで触れた「スコットはその後彼女には会ってない」とのことでしたが 「Scott Walker 30 Century Man」が2007年10月にウィーン国際映画祭で上映された折 Stephen Kijak監督は念願かなって彼女にお会いしています。 
 
『Our Very Special Guest: Helga Schramm, aka Bunny Helga! aka, the woman who introduced Scott to the music of Jaques Brel.  
Happy Birthday Helga - We were only put in touch with Helga after the film wrapped, but it was brilliant to have her along for the ride in Vienna and to hear the true story behind Scott’s Brel discovery.
(He was right about the Pernod, but it wasn’t opening night of the club, and according to Helga, the translations took more than one night…)』 
(Stephen Kijak監督のこちらのblogより)

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大きな目と愛嬌のある表情は変わってないヘルガさんが語るあの日あの時 "took more than one night・・・"って意味深。。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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アルバム"Scott 3"にあるおとぎ話のように可愛らしい自作曲 "コペンハーゲン" 。
この歌は言うまでもなく当時のガールフレンドで後にスコットと結婚するデンマーク人メッテとの恋の歌。

♪Copenhagen (歌詞・曲 Scott Engel)

Hope for me, I hope for you,
We're snowdrops falling through the night.

We'll melt away before we land,
Two teardrops for somebody's hand.

Follow me into just one more Spring.

Copenhagen, you're the end,
Gone and made me a child again.
Warmed my feet beneath cold sheets,
Dyed my hair with your sunny streets.

Children aren't afraid to love
And laugh when life amuses them.

And our love is an antique song
For children's carousels

Recorded by Scott - 1969
Released on the album 'SCOTT 3' - Philips SBL 7882
© Scott Engel / Miracle Songs Ltd.

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スコットとメッテの馴れ初めは 1966年5月31日〜6月1日コペンハーゲンの「カルーセル・クラブ」で行われたウォーカー・ブラザーズのライヴにやって来た20歳のメッテ嬢をスコットが見染めたことから。

ML誌に掲載されたヒースロー空港へメッテを送りに来た二人のショットを見た時は 皆さん同様 21歳のメッテの大柄でグラマーな肢体にビックリしたのと うすい眉と対照的なメバリを入れた目に強い印象を受けました。 またスコットの起きぬけのようなシマリのない表情に「アラ〜?」と思ったもんですよね〜。。。

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短い結婚に終わったようですが 二人の間にスコットが一番望んでいた子供(娘)が誕生(1972年8月)したのはヨカッタですね。
スコットが娘Leeにせがまれてコワゴワ乗っていたというチボリ公園の世界最古の木製ローラーコースターが 今も体験できます。 (Tivoli ParkのHPはこちら

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ところでアルバム・ジャケットの瞳と中にある写真がメッテだと言われてますが 私は上のメッテの顏とジャケット内にある写真とが全然一致しなくて ず〜とホントかなぁと思っていたのですが 同一人物なんですね?

北国で生まれ育った私は 北欧の国って親しみを感じます。
 ♪ Follow me into just one more Spring.〜 
短くやさしいフレーズに 春を待つ北国の人たちの心と純真な恋人たちの願いが託されていてホンワカしてきます。 

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
Catwalker様 詳しく、ありがとうございました!!! ヘルガさんとStephen Kijak監督の所の英文、エキサイト翻訳のサイト ↓ のおかげで理解できました。
http://www.excite.co.jp/world/english/
それにしても、つくづく、このブログは素晴らしい!!!

ところで、昨日、Nite FiightsのCD到着。何だか聴き覚えがある流れだなと感じ、WBの5枚組みを見てみたら、ディスク5の中の9〜18番目までがNite FiightsのCDと同じ順番でした。なんで購入前に気づかなかったんだろ。
しかし、こうして単品CDで聴くと、また異なる感覚を味わえる。不思議なもんです。
ついでに、間もなく到着予定の「Lins」を調べてみると、同じくWB5枚組みディスク4の16〜19番目、そして、ディスク5の1〜6番目にわたって収録されてましたぁ。しかし、この事実には、少しほっ。なぜなら、やはり、1枚のCDとしての構成を愉しむには、個別CDだと。ま、熱くなって衝動買いした自分への慰めとも言えますが(苦笑)。
0109archangel
2010/02/28 15:23
続けて失礼。ジャーヴィス・コッカーの「We Love Life」も到着し、嬉しい忙しさの土日です。
さて、Catwalker様の過去のブログの劇場公演紹介記事の中に下記の文章がありましたが、
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Scott Walker's Songs in the Barbican(1) 作成日時 : 2008/11/22 03:50
11月13日〜15日の3夜にわたってBarbican Theatreで開催された "Drifting and Tilting The Songs of Scott Walker" スコット・ウォーカー総合プロデュース公演に行ってきました。〜中略〜
「Cossaks are」
Jarvis Cockerは彼らしく、歌うというより語る感じで。
  --------------------------------------
2曲目の「Weed II」は、まさに語りで<5曲目の「Wicker man」 6曲目の「I love life」も語り多し>。ジャーヴィス・コッカーは、歌うより詩人として朗読パフォーマンスが似合う???と言うか、好み。
上記ブログページを再度読み返し、実際にご覧になったCatwalker様をしみじみ羨ましく思った次第。この舞台の映像、YOUTUBEで見ることができますか。
0109archangel
2010/02/28 15:25
catwalker様
思いこみとは恐ろしい物、私はわずかな記憶をもとにいつしかヘルガさんをメッテさんと勘違いしていたようですね。皆さんにいい加減な情報を流してしまい、申し訳ありません。catwalkerさんのこのブログが居心地のよいサロンのようになってしまって勝手に大騒ぎをしていました。どうかお許しください。

でも今回のブログで胸が震えるほどうれしかったのはScottが子供の誕生を一番望んでいたと知ったことです。当然のこととはいえ、やはり心温かい男性だったのだなと。父親としての喜びも味わっていたのだと。これ書いてるだけで涙がなぜか止まらないのです・・・
すばらしいお話を教えてくださって有難うございました。
walker-inthesun
2010/02/28 17:37
>0109archangelさん
個別CDと5枚組全集(Everything〜)をダブって購入なさったようですが archangelさんのお考えに私も賛同です。 ただし経済的な観点から WBものは全集1枚にすべて集約されているのでその方をおススメした次第です。
Jarvis Cockerが出演した"Drifting and Tilting"公演のyoutubeは下記で見られますが 実際見た印象とはまるで違うので別物と思ってください。 ただ日によってJarvisの歌唱が不調なことは確かでした。
ほんとにサウンドも舞台もあんなもんじゃなかったんです!
http://www.youtube.com/watch?v=iCPX0URTjBk
catwalker
2010/02/28 20:00
>walker-inthesunさん
地味なblogを盛り上げてくれて感謝してますよ!
皆さんの意欲的なご意見や情報に接して 私もいろいろタメになります。今後もどしどしお寄せ願います。

スコットは若いころから結婚生活は自分に向かないが
子供は欲しいと言ってましたよね。 結果的にそうなったわけですが 近年のインタビューでは子供の養育時期にちゃんと出来なかったことを悔やんでいるようです。
娘さんはもう37歳になりますね これはあくまで仮定の話ですが もし20歳で出産していたら孫は17歳。
・・・それこそ勝手な空想にすぎませんが バービカン公演の最終日 公演終了後の関係者サイドに控えめにおとなしく立っていた若いお嬢さんがスコットによく似たきれいな顏形をしていたんです。いわゆるイギリス人のご面相とは違う顏つきで髪は濃いブラウン。洋服はきちんとしたトラッド風。
ん〜でも17歳よりは上にみえたかなぁ〜。 真偽はともかくとても気になったお嬢さんではありました。 
catwalker
2010/02/28 20:44
cawalker様
優しいお言葉有難うございます・・ウル・・
おまけにそんな素敵なお話まで!Leeという娘さんの名前もScottらしいなあと思っていましたが、たしかに彼自身も両親が離婚して寂しい思い出もあったでしょうから、父親としての娘への思いもひとしおだったでしょうね。たぶんScottに似てクレバーな女性に成長したことでしょう。でもチボリ公園でちいさなお譲ちゃんと遊んでる様子を想像しただけで幸せな気分になります。
バービカン公園の美少女が本当に孫娘だとしたら、Scottは最高にハッピーだったでしょうね。

OKOGE様
おかげさまで、UKのサイトでTVショウと3曲入りのCDをGET出来ました!ご指導まことに有難うございました
m(_ _)V
walker-inthesun
2010/02/28 21:50
土日、留守にしている間に、これ程目まぐるしく事が進展しているとは思いもよりませんでした〜。

catwalker様
いつも詳しい情報、有難うございます。
お陰様で、メッテさん関連の事がハッキリして、気分もスッキリです!!

walker-inthesun様
お役に立てて、良かったです〜!

そう言えば、前回のところで、ポールニューマンの事が出てきましたが、私、大ファンでした。実家から持ってきたダンボールに、スコットの「マイ マスコット Scott」と一緒にポールニューマンの1cm厚程の写真集も入れてありました。「ハスラー」「明日に向かって撃て」…特に「スティング」が好きで、高校生のとき一人で映画館に行き、繰り返し見ました。当時は、映画館、一度入れば何度も見れたので。残念な事に、彼は1年位前に亡くなってしまいましたね。
walker-inthesun様、ちなみに「明日に向かって撃て」の女優は、キャサリン・ロスです。「卒業」にも出てた…。
Scottもポール・ニューマンも姉の影響です。姉は私が真似するのを嫌がっていましたが…。
OKOGE
2010/03/01 04:31
catwalker様。そして、最初からこのブログを支えてきてくださった皆様ありがとうございます。
感謝の気持ちを伝えずにはいられません。

Scottへの熱い想いがたくさん語られ、懐かしさでいっぱいです。Scottのファンって素敵です。
それぞれファンの数だけScottとの関わり方があるのでしょうね。
あの頃はただScottを知りたい一心で、サルトルもカミュも読破。「Scottに青春を全部あげる!」と書いてあるのを見つけて、あの頃は健気でピュアだったなぁって思います。今はとてもたくましくなりましたけどね。
1968年の武道館での公演は受験と遠い事もあって泣く泣く諦め、友人に予約席に花束をおいてもらいました。翌年、Scottの来日は叶わず、Garyが頑張ってくれましたよね。私が始めてScottを目の前にしたのが、1970年の公演の時。3月7日の厚生年金ホール。日本放送の高島アナのScottの紹介の後、幕があがって、アムステルダムを静かに美しい声で歌いだすScott
がいました。
うれしさと、今までで一番近くにいるのに、存在をものすごく遠く感じた淋しさと。涙がいっぱい。複雑でした。ただ夢中で公演を追いかけてたことを思い出します。Scottの世界、大好きです。
これからはまたScottの世界と現実を行ったり来たりできそうです。

ところで、catwalkerさんはじめ、音楽業界に詳しい方に教えていただきたいのですが。彼らのシングル盤のほとんど、ウォーカーブラザーズ・ストーリーなどの解説を書いてらした、TBSディレクターの北山幹雄さんは今どうしていらっしゃるのでしょうか。もし、おわかりでしたら、教えていただきたく思います。

anne
2010/03/01 19:45
OKOGE様 0109archangel様
メッテさんの件につきましては、私いい加減なことを知ったかぶりをしてしまい、申し訳ありませんでした
m(_ _)m catwalkerさんのブログが正解です。すっきりなさったご様子にホッとしてます。

OKOGEさんジュリー・クリスティーは当時Scottがごひいきにしていた女優さんという意味です。「僕はやせっぽっちなのでグラマーな女性が好きだね」と言ってたけどジュリーはスレンダーだわよね・・?
ポールニューマンの真似ってどんな感じなんだろ??
(+_+)

anne様
私もあなたと同じようにScottにすこしでも近づきたい
一心でカミユやサルトルを読みあさった思い出があります。3分の1でも解ったつもりになって「彼を完璧に理解できる!」と酔いしれていたものです。何一つ解っちゃいなかったのにね(ハズッ)でも人生や宇宙や未知の哲学に漠然とでも興味を持てたのもピュアな年頃だからこそ。そしてScottという人に巡り合えたからこそです。宝物のような青春の思い出ですね。
北山氏、覚えています。私も近況が知りたいです。
walker-inthesun
2010/03/01 21:48
walker-inthesun様
女優さんの事、勘違いしましたm(_)m。
ところで、「ポールニューマンの真似ってどんな感じなんだろ…」、アハハッ、いえいえ、コロッケのようにもの真似ではありません。つまらない話ですが、姉がファンになる人を私も好きになってしまうという意味です。二人の息子を見ていると、弟は兄の真似をしたがるし、ま、兄弟なんてそんなもんですね。
ポールニューマンのphotoのScottのTimeOperator、youtubeで見ました。若かりし日のポールニューマン、とてもかっこ良かったし、Scottの声と歌がピッタリはまってました。情報、有難うございますm(_)m。
OKOGE
2010/03/01 23:31
walker-inthesun様 いいえ〜〜、謝らないでくださいな、メッテ嬢で盛り上がったこと、とっても楽しいひとときでしたぁ(笑)。
それから、カミユやサルトルの件、anne様やwalker-inthesun様と私もまったく同じでした。サルトル、チンプンカンプンなのにですう(大苦笑)。カフカ、ボーボワール… ホント、青春してましたね。
>これからはまたScottの世界と現実を行ったり来たりできそうです。
とおっしゃるanne様と、これまた同じ。Scottのおかげで、人生が豊かに。ですね。もちろん、このブログの存在があってこそ。
北山幹雄さんのこと、ネットで検索してもズバリの情報、なかなか見つかりませんね。
0109archangel
2010/03/02 10:31
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