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zoom RSS リチャード・ホーリー 新作アルバム 

<<   作成日時 : 2010/07/12 15:17   >>

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映画「スコット・ウォーカー 30世紀の男」に出演していたミュージシャン リチャード・ホーリー(Richard Hawley)のアルバムが イギリスの音楽雑誌「MOJO」2010年度最優秀アルバムに選出されました。

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           (リチャード・ホーリー 「Truelove's Gutter」)

日本ではまだ知名度が低いようですが イギリスでは以前発売したアルバムも高い評価を受けていたホーリーさん。
ドキュメンタリー映画 "Scott Walker 30 Century Man" に出演した彼は リーゼントに黒縁めがね・団子鼻の気さくなオッサンでしたが 多くのミュージシャンへのインタビューの中でも特に印象的だったのは 他ならぬリチャード・ホーリーのお話でした。

残念ながら映画本編の日本語訳は 画面表示の都合で必ずしも全て翻訳されていませんので 当blogの心強い仲間 QPさんが対訳してくれた資料から引用いたします。

(Damon Albarnの次に登場するRichard Hawley・・・「Scott 3」の挿入曲 ♪「Big Louise」(ビッグ・ルイーズ)を聴きながら・・・)
 『!!でかいゴング(どら)の音で曲が始まるだなんて、ほんとに新しもの好きなプログレロックの連中はともかく、他のどのミュージシャンだってやらないさ。』

恥ずかしながら私は ホーリーさんのこの話を聞くまでは「ビッグ・ルイーズ」(Big Louise)の冒頭の音が「銅鑼」だったことに気がつきませんでした。 以来ホーリーさんの音楽的心眼の高さに 一目置いた次第です。 

DVDの特典付録インタビューでもリチャード・ホーリーの発言は光っていました。

シンガーソングライターとして既成概念やジャンルの枠にとらわれない音楽を創作しているスコット・ウォーカーに触発され その強さ・勇敢さに 「俺の音楽の扉が開かれた」と語るホーリーさん。 
またスコットが16歳当時 憧れのエディ・コクラン(Eddie Cochran)(自作自演型のギタリスト&ロックンローラーの草分け)と握手をしたことを嬉しそうに語り 「その手」をホーリーさんに差し出し握手を交わしたというエピソードは 音楽家同士の真情を表していて とってもほほ笑ましい! (スコットも人の子・・・ファン心理はワタシラと同じなのね〜)

*エディ・コクランは 21歳の人気絶頂期にツァー先のロンドンで交通事故死。 ゆえに若きエディ・コクランと握手した少年スコットの体験がいかに貴重なものだったか・・・スコットがちょっと自慢げに語るのも納得! (有名な"Summertime Blues"はエディ・コクランの曲でした!)




Richard Hawleyの今回の吉報を機に このアルバム「Truelove's Gutter」を試聴してみたところ・・・スコット・モードのミステリアスな演奏に低音の優しい歌声が静かに流れる「ホーリー夜想歌集」といった趣き。 これはイギリスの人たちのみならず 日本の私たちの琴線に触れる素敵なアルバムになることは間違いありません。 スコット・ファンの皆さん リチャード・ホーリーをお聴き逃しなく! 

★ ♪リチャード・ホーリー 「Truelove's Gutter」の試聴はこちら
  
(日本のamazonでは 「リチャード・ハーレイ」名義で取扱い)


       (「Open up your door」 〜 アルバム「Truelove's Gutter」より)

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             (出身地シェフィールドのスタジオにて) 

★「Gurdian」紙インタビューはこちら

★「MOJO」誌インタビュー(2009年12月)はこちら

★<MOJO Honours List 2010>の受賞式の映像はこちら

 (映画「30世紀の男」に出演したミュージシャンの一人 Marc Almondも受賞)
 (Marveric部門のプレゼンターには お馴染みのJarvis Cockerが登場)

★<MOJO Honours List 2010>の受賞は以下の通り。(BARKSのこちらより転記)

●最優秀アルバム
リチャード・ハーレイ『Truelove's Gutter』

●最優秀新人
The Low Anthem

●最優秀ライヴ・アクト
Midlake

●ソング・オブ・ザ・イヤー
カサビアン「Fire」

●ヴィジョン・アワード
映画『Oil City Confidential』

●MOJOメダル
ダニエル・ミラー(プロデューサー/Mute Recordsの創始者)

●Maverick(異端者)アワード
ホークウィンド

●コンピレーション・オブ・ザ・イヤー
『Amorphous Androgynous』

●Merit(功績)アワード
ディーヴォ

●クラシック・アルバム・アワード
『The Stone Roses』

●カタログ・リリース・オブ・ザ・イヤー
『The Beatles Remastered』

●ルーツ・アワード
ケイト&アンナ・マクギャリグル

●ヒーロー・アワード
マーク・アーモンド

●クラシック・ソングライター・アワード
ロイ・ウッド

●音楽への貢献賞
シガー・ロス

●レス・ポール・アワード
リチャード・トンプソン

●インスピレーション・アワード
ティアドロップ・エクスプローズ

●功労賞
ジャン・ミッシェル・ジャール

●アイコン・アワード
デュアン・エディ

●MOJOホール・オブ・フェイム
ジミー・ペイジ

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
オ〜やりましたね、Richard Hawley。Scottファンが好きになるかどうかはわかりかねますが、私はUK音楽が好きで、彼のアルバムはすでに4枚持っています。深みのある声で歌う叙情的な曲が心を癒してくれるような。この度の快挙、非常に嬉しいですね。
lalamoon
2010/07/12 16:56
catwalkerさん
早速視聴してみました。
最初の As the Dawn Breaks は イーノの
アンビエントミュージック時代を思わせるようで、Open Up Your Door はじっくり歌詞を見ながら聞きたい曲でした。(全曲視聴してみましたが、ちょっとツボにはまったかも・・・)優しい感じで、とても心地良いです。この夏の夕涼みに持ち出したい1枚になりそうです。
JUN
2010/07/12 21:13
catwalkerさん
私はukのミュジシャンの事、あまり知らないので、この記事とても参考になりました。Open Up Ypur Door,優しく心に響いてくる曲ですね。お勧めの音源を聴いてみたいと思いました。
hiro
2010/07/12 23:10
聴いたことがなかったので早速You Tubeでいくつか拾ってみました。
正直なところ音はもう少し苦みがきいている方が好みですが
コステロをアク抜きしたようなキャラがとても良いですね。
ジャック・ジョンソンみたいに気立ての良さだけとっても好きになりそうです。
miracle-mule
URL
2010/07/13 01:32
catwalkerさん、嬉しい情報をありがとうございます!
おっしゃるとおり、Scottへの敬愛に満ちたRichardのインタビューは、映画&特典映像の中でもひときわ印象的でしたね。
遠くロンドンの空の下、Scottも今回の快挙を喜んでいるのではないかな。
jiejo
2010/07/13 11:19
catwalker様
いつも盛り沢山の記事有難うございますm(__)m
Open Up Your Door、声も深みが有り、優しい曲です。Richard Hawley氏の人柄が表れている様な…。
「30世紀の男」のインタビューでも、とても好感の持てる方でした。
ところで、Big Louiseの冒頭の音が「銅鑼」だったとは…。今聞き直しても、よく分からない〜。ただ、楽器とその使い方に凝っているな〜って。scottの曲って、みんなそういう感じ。だから聞けば聞くほど良さが分かり飽きないのかな〜。
OKOGE
2010/07/13 22:19
catwalkerさん
記事の更新が始まってうれしいです
 エディ・コクランのCome On Everybadyを聴いておッとこれは若き日のScott君のGood For Nothi'nそっくりではないか!?いやいやScottがEddieを意識しとったんでしょうね。彼も憧れをもつ普通の少年だったんだなーとニソニソしてしまいました。
 そしてリチャード・ホーリー氏の快挙に乾杯!こちらは明らかにScottのにおいがぷんぷんしておりますな。JUNさんがおっしゃるように夕涼みにしずかに聴きたいムーディなバラードですね・・・
swallow
2010/07/16 22:30
リチャード・ホーリー氏って思い出したんですけど、このブログでずっと前にPULPの”Bad Cover Versionのプロモ”に出演してませんでしたか?今は見られなくなってすごい残念なんですけど、あれ面白かったなー。ホーリー氏もかなりオーバーアクションで歌ってて・・・あ、もし本物ならね(笑)
mirecleさんのホーリー氏をエルビス・コステロをあくぬきしたみたい・・ってコメントには大笑い^^言えてる。
swallow
2010/07/17 21:56
lalamoonさん リチャード・ホーリー 一番乗りしただけあって既にCD4枚をお持ちだなんてサスガ!
OKOGEさん 冒頭の銅鑼の音 かすかに聞こえますよ〜!
swallowさん いつものコクのある音楽論や楽しいお話 どうもありがとう! Bad Cover Versionはホントに愉快でしたよね〜。マイナー感が何ともいえずほほ笑ましかった。 あれでよくリチャード・ホーリーがお分かりになりましたね! これまたサスガ!!

コメンテイターの皆さんが好感をもたれたように リチャードさんの今回のアルバム・・・汗取りシーツの涼しさを肌に感じながら いつの間にかスヤスヤと眠りについてしまうほど寝心地がいいのです。
新・暑苦しい夏の夜のマスト・アイテム!   
catwalker
2010/07/27 17:15
リチャード・ホーリー 新作アルバム  スコット・ウォーカー Scott 音楽のみなもと/BIGLOBEウェブリブログ
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