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zoom RSS 2010年の追悼

<<   作成日時 : 2010/12/25 02:05   >>

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時節にふさわしいトピックではありませんが これを記載しないと年が越せませんもので・・・。

■今年故人となった著名人のなかで 少年歌手スコット・エンゲルのテレビ・デビューに関わったエディ・フィッシャー(Eddie Fisher)の訃報がありました。(9月22日 82歳没)

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          (Scott Engel in Eddie Fisher TV Show 1958頃)

エディ・フィッシャーに見出され彼のTVショー(NBC)に出演した15歳のスコット・エンゲル(スコット・ウォーカーの本名)は 初のリリース曲となった "The Livin’ End"を歌ったそうです。 これはロッド・マッケン(マキューン)とヘンリー・マンシーニ の楽曲。(1956年の映画の挿入曲)
 
*彼らとの縁は 後々スコットが歌った"If You Go Away"(英語歌詞(McKuen)や多くの映画音楽の主題歌(Mancini)のカバーにつながりました。

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熱心なスコット・マニア・コメンテーターズの皆さんのお気に入りCD "Looking Back with Scott Walker" は 往年のエディ・フィッシャーばりに 少年スコットの高く澄んだ張りのあるボーイ・ソプラノが聴ける貴重な音源となっています。

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といっても私は・・・エディ・フィッシャーというと 世紀の美女リズ(エリザベス・テイラー)がユダヤ教徒のエディに合わせて改宗するほど夢中になった男性・・・という子供の頃の妙な記憶があるだけで 歌手としては「オー・マイ・パパ」以外ほとんど知りませんでした。

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フィッシャーは一連の離婚・結婚騒動で人気が落ち その余波でスコットのクルーナーへの道は閉ざされることに・・・。
華やかなビッグ・カップル誕生の裏にあったスコット少年の挫折・・・逆に言えばその不運によってスコットは新しい時代のポップ・バンドのベース奏者へ転身し 後にウォーカー・ブラザーズ結成に至ったわけですから 世の中何が幸いするか分かりません。

正統派クルーナー・エディ・フッシャーのラブ・アフェアは 今にして思えば 世界的な新・旧音楽転換の萌芽となった出来事と言えるのかもね〜。

♪"Oh My Papa"(1954年)



♪"On The Street Where You Live"(My Fair Ladyより 1956年)



   (この当時の白人シンガーは 皆きれいな声と端正な発声法ですね)


■海外の訃報で話題を呼んだのは 当blogでもスターになったサッカー占いのパウル君。 天寿を全うし10月26日ドイツ・オーバーハウゼンの水族館にて永眠。 (3歳没)

日本においてタコ(蛸、章魚)は 愛嬌のあるキャラと共にたこ焼き・たこシャブなど庶民の味に欠かせませんが 西洋の一部では ルックスの悪さから悪魔の魚(octopus, devil fish)と呼ぶ嫌われ者。
海の恵みの美味しさを知らない西洋の方々は気の毒と思うけど タコの一挙手一投足に世界中の人間をかくも熱くさせた前代未聞の出来事は やはり魔力のなせる技なんでしょか?!  
タコ界の名ストライカーに哀悼の意を捧げます。

           ・・・・・《お疲れ様でしたねパウル君》・・・・・


■国内では 本年早々に当blogでも紹介した日本版DVD「スコット・ウォーカー 30世紀の男」の監修を担当された今野雄二さんの突然の訃報がありました。
(8月2日 66歳没)

その背景は分かりませんが 1月の上映会でのお話や解説から 氏が「30世紀の男」の歌やタイトルにかなり興味を持たれた様子だったので 訃報に接した時は 今野さんが3000年前のギリシャの神々の世にワープしたのかもしれない・・・という思いがよぎりました。 
日本の音楽評論家のなかでは Scott Walker音楽への希少な支持者として認知していた矢先なだけに 残念でなりません。 心よりご冥福をお祈りいたします。

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(中山康樹さんと対談する今野雄二さん 1月13日 アップリンク社上映会場にて)
 
 *なお以前のコメント欄に1月の上映会場で今野さんに挨拶している女性のことが出ていましたが 私ではありませんので念の為申し添えます。
         
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Scottファンの皆さまへ。

今年も押し詰まってきました。
悲しくも本年お身内にご不幸があった方には 衷心よりお悔やみを申し上げます。
また病を抱えている方は ゆっくりお身体をいたわって、つつがなく回復されますように。
マイペースで創作活動を続ける67歳Scott Walkerのスローライフをお手本にするのもよろしいかと。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
catさん
クリスマスの朝というより年末にふさわしい記事をありがとうございます。エディ・フィッシャーがユダヤ教徒で、あの丸い帽子をかぶってリズとキスしてる写真なんて、びっくり…。本当に、いろんなことへの理解が深まるブログです。今年もいろいろありましたけど、この歳になったからこそ味わえることもありますよね。あわただしい年の瀬にしみじみと感慨にひたる・・・っと、こんなことはしてられない、今日も忙しいんです。がんばります!(職場のパソコンでさぼってるわたしでした)
pp
2010/12/25 09:42
うわ〜超レアなPhotoですね〜!どっから湧いてくるんでしょうか、Catさん有難うございます。
E:ふむ、君はルックスも良いし、歌もうまい。さぞか し女の子にもてるんだろうねぇ?
S: いやぁそんなでも・・・ありますよ(笑)
そんな軽いトークが聞こえてきそう。天下の大スター、エディ・フィッシャーを相手にポケットに手をつっこんじゃって、なかなか堂々としてるじゃありませんか。(落ち着かないと手をポッケに入れる子もいるよね)それにしてもこの横顔って、ぜんぜん変わらないのね!
暮れのあわただしさについいらいらしてたけどこれですっかり気分が晴れました。スタミナドリンク、Scott!有難うございました。catさんも今年は大労働の1年でしたね。そんななか素晴らしい記事やイベントのお誘い、そう、DVDの翻訳にも御尽力下さったそうで。
本当にお疲れさまでした。この1年で私もめざましい成長を遂げたような気がします。すべてこのブログのおかげです。まだまだ成長過程のswallow今後ともよろしく。お身体にお気をつけて、そしてまた次の話題を待ってますね。
swallow
2010/12/25 18:08
「DVD 『スコット・ウォーカー 30世紀の男』 のイベント決定!」の記事で初めてこちらにコメントさせていただいて早一年。
ひとりのアーティストを軸にしてこれだけの言葉と事と愛情が行き交う場ができていることに心から驚かされ
その末席に加えていただいていることをありがたく思っています。
コメントした余勢で意を決して同じ日にブログに"Tilt"について書いたこともあって
この日が自分の新しいスコット歴の始まりの日になりました。
来年もみんなの上に楽しいスコット歴が刻まれますように。
miracle-mule
URL
2010/12/27 00:46
「Scott玉手箱」と言わせてもらいたいこのブログ。
出会えたお陰で色々な愉しみを頂きました。ほんとうにほんとうにありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願い致します。
0109gel
2010/12/28 14:11
このブログに出会えて、アクセスするようになり、みなさまと、語りあうようになり、素晴らしい1年でした。Catさんをはじめ、皆さまの、健康が支えられますように。来年も、よろしくお願いいたします。
hiro
2010/12/31 19:27
もうすぐ年が明けようとしています。
1月13日のScottのDVD上映会に参加し、それをきっかけにこちらのブログに参加させて貰うことになって早1年が経とうとしています。
40年振りにScottに再会し、Catさんのお蔭でScottについて深く知る事が出来、また皆さんと出会う事が出来て、実に素晴らしく楽しい1年でした。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
それでは、皆さん、良いお年を
OKOGE
2010/12/31 23:57
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